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2005.11.11

2005.11.11

午前中,長野市立三輪小学校の公開授業を参観。1時間目は,地域の自慢を交流校に伝えるために調べ学習を進めている,3年生の総合的な学習の時間。前段に時間がかかりすぎて,肝心の部分の時間が足りなくなったのは,残念。一斉に指導しなくてはいけない事と,個々にPCがあるのを生かして個別指導でよい部分との切り分けをもう少し考えると良くなるかもと思った。協働学習という呼び名は,その内容とはそぐわないが,市のネットワーク,イントラサイトの構成等は参考になるなと思った。事務局のポリシーが業者にうまく伝わっているという事か,主体は事務局にあるのだろうなと思った。2時間目は,5年理科,流れる水のはたらき。効果的に動画等のコンテンツを利用しようとしている事が良く伝わってきた。理科専科の先生という事で,理科室にメディアステーションと銘打って,デジタルボード,提示装置,プロジェクタ,パソコンをスタンド式にまとめてセットしてあるのは良いなと思った。この先生も,バーチャルよりもリアルの方がよいという考えで,これまでは,あまりITには触れてこなかったようだが,触れて分かった効果や良さを,教育委員会に意見書として提出していた。何事も,リアルに体験・経験できる事は素晴らしく,そこでしか得ることができ無い事は多々ある。しかし,学習ということになると,一瞬の感動だけでは,学習課題を見つけられない,ヒントが分からないということも良くある。繰り返し見たい,もう一度詳しく観察したいという時に,リアルな体験では,再現が難しく,ちゃんと見とかなくてはダメじゃないかという場面があるが,デジタル化されていることによって,リアルで見た経験をさらに詳しくということも可能になる。ITの活用の効果は,それだけではないが,あまりにも,実際を経験(体験が大事というわりに,この部分はしようといないんだよね,不思議と)しないで頭の中に浮かんだイメージで語っていることが多いように思う。問題は,そういう人たちにどうやって広めるかという事だろうけど,やらざるを得ない状況を早く用意するしかないんだろうな。日本の国家目標が,IT国家であり,国の教育目標が,それを支える人材の育成である以上,教師がその経験からいつまでも逃げているわけにも行かないだろうし,それが許されるわけも無いだろうし,ましてや,そこに預けられている子供たちは,もっと経験無く育っていくわけで,社会に出る前,大学や高校の段階で脱落していく恐れが,ますます強くなるのではないかと心配になるのは,私だけであろうか。

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