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2006.09.16

これからの社会と教育

自分は学生時代,歴史を学んできたが,歴史が戻ることはない。今の世の中が後戻りすることは絶対無いともいえる。ネットの恩恵を受ける今の世の中が,現在の子供たちが大人になるときには,さらに進んでいることは容易に想像できる。
現在の学校は,歴史的に見ると中世ヨーロッパの修道院での学校が始まりとも言われている。日本では,その起源を寺子屋に求める人も多い。どちらにも共通していることは,先人の学んだ知識を伝えることにその目的が置かれていた。それは現在も学校での学びの大きな部分を占めていると思うし,中心であるとも考える。一方で,知識をどう使うのか,どう結びつけるのか,新たな知識をどう手に入れるのかといった,学び方やモノの見方を学ぶことも重要になっている。さらに,子供たちが大人になったときに,困らないように,あるいは生き抜いていくことができるように,社会に対応できる人間に育てることも教育の大切な部分。
そのためには,何かを捨てて,何かを取り上げてということはありえないはず。私も含めてであるが,ITを活用し授業を行ったり,情報教育を推進している学校現場の先生方で,ITさえ使えばとか考えている先生はいない。少なくとも,私は出会ったことが無い。しかし,まだまだ現場では,ITに慣れ親しんでいない先生がいるのも事実である。そういう先生方からすると,ITを使うことよりも大切なことがあるという話になる。ITを使うから何かを捨てるということにはならないはずだし,そんなことを考えている先生もいない。しかし,逆の立場からだと,ほかの事をするからITは使わないという話になる。これって変なのでは?
子供たちが大人になったとき,いや,現在の大学くらいになると,ITは当たり前に自分の周りにあり,使いこなせるか,使えないかによって,大きな差が出る。そんな世の中に生きていく子どもたちにとって,それでよいのかと考えさせられる。
すべては,子供たちのために。これは教師になった者はみんな持っている思いなのでは?子供たちが生きていく世の中のことを考え,何をすべきか。それを決めているのは現場ではない。しかし,それをしっかりと読み取れない場合には???

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